10月4日、AB Dynamicsの日本法人は、日本自動車研究所(JARI)と共同で、茨城県城里町にある同研究所のテストコースにて初のオープンハウスデモンストレーションを開催しました。14社から50名以上の方々にご参加いただいたこのイベントは、最新のトラックテスト技術をご紹介しながら、交流とアイデア交換の場を提供する貴重な機会となりました
イベントは、製品ラインアップの興味深いプレゼンテーションから始まり、その後さまざまな力強いライブデモンストレーションが行われました。ゲストの皆様には、Soft Pedestrian 360、Soft Car 360、Soft Motorcycle 360 をはじめとするDRIのソフトターゲットのフルラインアップをご覧いただきました。また、今月末に世界市場に向けて発売される最新ソフトターゲットの独占プレビューもお楽しみいただきました。
イベントの中心テーマは、欧州NCAPのADAS(先進運転支援システム)およびAD(自動運転)試験シナリオのデモンストレーションで、日本市場でも大きな関心を集めている内容です。特に注目を集めたのは、GST™ 120とSoft Car 360がその加速性能を見事に披露したCar-to-Car Crossing Straight Crossing Pathのデモンストレーションでした。他にも、LaunchPad 80とSoft Motorcycle 360を使用したMotorcycle AEB CMRbのテストや、LaunchPad Spin、DRIのSoft Pedestrian Childダミー、GTC Remote™を用い複雑な歩行者動作をシミュレートしたターンシナリオのデモも行われました。
また、このイベントでは、JARIとのパートナーシップを通じて提供しているAB Dynamicsの日本向けレンタルサービスも紹介されました。この提携により、日本のお客様は、JARIのテスト施設で、運転ロボットやADASプラットフォーム、ターゲットなど、業界をリードするテスト装置を短期および長期のプロジェクトで利用することができるようになりました。
このオープンハウスは、JARIとの長年にわたる協力関係において重要なマイルストーンとなり、日本における車両試験技術の発展に向けた共同の取り組みを強化するものです。参加者の皆様には、イベントを楽しみながら当社の革新的なソリューションについて貴重な知見を得ていただくことができ、大変嬉しく思います。
日本での機器レンタルサービスやビジネスチャンスにご興味をお持ちの方は、岩田 英樹(Iwata Hideki)(hideki.iwata@abdynamics.com)までお問い合わせください。